きのこ料理は奥が深い
きのこは今では一年中手に入る食材として、身近な存在になりましたが、本来は旬の時期があり、それに合わせて調理するのが最適です。

近年どこのスーパーでも手に入るブナピーやぶなしめじは栄養分も多く、ホルモンバランスを整えてくれたり、免疫力を高めてくれたりするので、出来るだけ定期的に摂取してほしいものです。
このキノコ料理はスープに入れたり、炒め物に混ぜたり、ご飯と一緒に炊き込んだりすることができて、どんな調理方法にも合うというメリット、魅力があります。きのこを入れたパスタ、ラーメン、鍋、シチュー、スープ、炊き込みご飯など、いくらでも工夫できるのがきのこ料理の強みです。
栄養素もあって、何にでも合わせられるため、きのこの使い方をマスターすることで、秋や冬だけでなく1年中料理のレパートリーを増やすことが可能です。キノコ料理は日本のレシピを参考にするのも趣があって良いですが、海外のきのこスープなどを参考に調理するのもおすすめです。
きのこをたっぷり入れたドロドロで濃厚なシチューなどは一度味わうと二度と忘れられない絶品です。寒い時期、体の免疫力が弱っている時に胡椒がいっぱい入ったきのこシチューを飲めば、体力もすぐに回復させられるでしょう。
きのこの特徴と栄養成分
きのこには炭水化物、ビタミンB、ビタミンD、カリウム、リンなどたくさんの栄養が含まれています。小さな菌類が密集して大きな構造体になったものが「きのこ」です。

栄養素はきのこの種類によって差があり、しいたけ、まつたけ、えのき、なめこなど種類ごとに栄養素のバランスは異なるので、献立を考える時にもきのこの種類、レシピを工夫すると食事だけでも不足する栄養を補えるかもしれません。
きのこはいくつものきのこが密集して生える事が多く、天然のもののほうが魅力はありますが、毒キノコと間違える例が毎年なくならず、できればスーパーなどで安全な管理体制の中で栽培されたきのこを食べたほうが良いです。
栄養は菌類に由来するため、栽培も比較的簡単で、人間の管理下に置かれたきのこでも、土と栽培期間、栽培環境さえ良かったら十分な栄養があります。食材として栄養価が落ちづらく、しっかりと食事に盛り込みやすいというのはきのこの強みです。
細かく刻んでスープなどに入れると、きのこのだしや風味が出て美味しくなり、独特の食感と追加の栄養素で人体にはメリットしかありません。
きのこの選び方とおいしい食べ方
きのこは身がしっかり詰まっていて、ある程度弾力があり、変色していないものを選ぶと良いでしょう。きのこの生食はあまり良くはないので、きちんと加熱し、炒めるか、煮込むかして食べるのが安心です。

スーパーなどで販売されているきのこでも生の状態では繊維が固く、消化しづらく、咀嚼も難しいでしょう。加熱したほうが美味しい上に、栄養素もしっかり吸収できるので十分加熱して食べることをおすすめします。
最もきのこを無駄なく食べられるのはスープに刻んで入れる食べ方です。きのこのだしも全て摂取され、きのこを全て食べられる方法です。炒め物にしても問題はないのですが、きのこから出る栄養素が損失する可能性があるので、全てまるごと摂取できるスープに利用するのが最適です。
スープに豆類を入れてミネストローネのようにしたり、クラムチャウダーにきのこを刻んで入れたり、シチューにきのこを入れたりするのも良いでしょう。時にはカレーに入れても風味は損なわれないので、工夫次第で何にでも合わせられます。もちろん、味噌汁にもよく合います。
きのこで毎日の食事がもっと良くなる
きのこは冷蔵庫に保管すると、しばらくは保存が可能です。長期保存したい場合は、刻んでジップロックなどに入れて冷凍してしまうとさらに日持ちします。この時に味付けをして、塩も加えておくと腐敗せずに調理に使えるでしょう。

刻んだ状態で保存したら、少し解凍してそのままシチューやスープに入れて使えるので、料理の時短にも使えるでしょう。また、きのこは食材として1年中スーパーにあるので、献立に組み込みやすいものです。
ブナピーやエリンギがスーパーからなくなることはほとんど無いので、これらを献立に組めるようになると、料理のレパートリーも増えるでしょう。人によってはきのこの風味や食感が苦手だという方もいますが、味付けによっては醤油味にも甘くすることも可能です。
きのこからは旨味成分も出ているので、日本人はきのこをそれほど苦手とする人はいないというのも嬉しい点です。きのこがダメでも、味噌汁のだしとしてしいたけやエリンギを使って良いでしょう。工夫次第で栄養満点の食事を毎日食べられるようになります。
きのこは食物繊維も多いため、お通じの調子が整わない女性にとっても嬉しい食材です。栄養補給ができて、カリウムも補給され、お通じにも働きかけ、料理においても簡単という使い勝手の良さがあります。キノコ料理をマスターしておいて損はありません。
きのこで免疫力アップ&ダイエット
きのこに含まれているビタミンDやビタミンBは、肌の再生力を高めたり、免疫力を高めたりしてくれます。女性にとっては欠かせない栄養素で、美肌ケアやアンチエイジングに力を入れたい方にはきのこは必須の食材です。

季節の変わり目や生理前後など、ホルモンバランスが崩れやすく風邪も引きやすい時には、キノコ料理を中心に食べることで気温の変化などに負けない体を維持することが可能です。風邪や体調不良はお肌の調子も著しく落としてしまうので、できるだけ健康な状態を維持する必要があります。
葉物の野菜や玄米などを選ぶのも良いのですが、保存期間が短くいつでもお手頃価格で入手できるわけではありません。きのこはいつでもスーパーマーケットにほぼ同じ価格で並んでいるので、献立にも盛り込みやすくて予算の管理も簡単です。
食材として使いやすいだけでなく、免疫力もアップできるという魅力的な食材なのです。さらに、きのこに含まれている栄養素は、油脂との親和性が高いため、料理する時にも脂っこい仕上がりを減らし、オリーブオイルや亜麻仁油などもおいしく摂取できるのもメリットでしょう。
きのこはそれだけである程度のカロリーも摂取可能で、生きるのに欠かせない炭水化物などの補給にも良いでしょう。卵ほどではないのですが、栄養価が非常に高いので、アミノ酸スコアの良い卵、植物性蛋白質が補給できる納豆、栄養価が豊富なきのこを食べるように心がけるだけでも、ダイエットの効果が高まるかもしれません。
きのこ資格で知識をつけて安全に料理しよう
市販されているきのこを使う分には毒キノコに当たることはないのですが、天然物のきのこを使う場合、きのこをまるごと使おうとする場合には、正しいきのこの知識がないと食中毒などのリスクがあります。

諒設計アーキテクトラーニングのきのこ資格講座はおすすめの通信講座です。この講座を通して正しい知識の基本を身につけ、日々の学習、独学でさらにきのこの知識を身につけることによって、より安全にキノコ料理を楽しめるようになるでしょう。
栄養価をできるだけ減らさずに料理する方法も学ぶことで、さらに栄養摂取量は高まり、ダイエットや健康効果も期待できるでしょう。
キノコ料理を作るのには特別な資格は必要ありません。しかし、料理教室やカルチャースクールの講師をするような場合には、資格があると信頼もされ、集客などにも有利になるので、諒設計アーキテクトラーニングの通信講座を活用し、資格を取得することをおすすめします。
きのこの知識に特化したテキストが届くのも嬉しいポイントで、料理レシピを考えるときやカルチャースクールで指導する時にはそれらも資料として活用して良いでしょう。
おすすめきのこ資格講座まとめ
ここでおすすめのきのこ資格講座を2つと、その講座で同時に取得できる2つの資格について紹介します。
きのこ料理に役立つ知識になるので、ぜひ活用してみてください。
きのこ資格W取得講座(諒設計通信講座)
諒設計アーキテクトラーニングのきのこ資格講座では、きのこソムリエ(JSFCA)と菌類インストラクター(JIA)という2つの資格の取得が可能です。この2つの資格を持つことによって、キノコ料理のレシピを料理教室などで指導したり、きのこのおいしい調理法を指導したりする際にも有利です。

菌類インストラクターというとなにかものすごく怪しいものを扱っているように思えてしまうかもしれませんが、菌類でもあるきのこに関しての知識を深めたもので、食品衛生に欠かせない知識も身につけられます。
| 【通常講座の詳細】 | |
|---|---|
| 学習期間 | 6ヶ月 |
| 添削回数 | 5回 |
| 受講料 | 59,800円 |
| 【スペシャル講座(試験免除)の詳細】 | |
|---|---|
| 学習期間 | 6ヶ月 |
| 添削回数 | 6回 |
| 受講料 | 79,800円 |
きのこ資格取得講座(SARAスクールジャパン)
SARAスクールジャパンにも諒設計アーキテクトラーニングの通信講座と同じく、きのこ資格講座が用意されています。基本コースは勉強だけ、プラチナコースは資格の試験免除もあって、講座終了と同時に資格を取得できるコースです。

こちらの通信講座でも、きのこ資格をスムーズに取得できるので、参考にしてみてください。
| 【基本コースの詳細】 | |
|---|---|
| 学習期間 | 6ヶ月 |
| 添削回数 | 5回 |
| 受講料 | 59,800円 |
| 【プラチナコース(試験免除)の詳細】 | |
|---|---|
| 学習期間 | 6ヶ月 |
| 添削回数 | 6回 |
| 受講料 | 79,800円 |
きのこソムリエ(JSFCA)
きのこソムリエ資格は、キノコ料理に関する知識があることを証明できる資格で、きのこの下準備や仕込み、味付けの仕方や栄養素を壊さないようにする調理方法など、色々な面で参考になる内容が学べる講座です。

料理教室をやっている方や家庭でもっとキノコ料理を幅広く活用したい方には特にオススメです。
| 【資格詳細】 | |
|---|---|
| 受験資格 | なし |
| 受験料 | 税込10,000円 |
| 申込方法 | インターネットからのみ |
| 受験方法 | 在宅受験 |
| 合格基準 | 評価点70%以上 |
菌類インストラクター(JIA)
菌類であるきのこに関する知識を持っていることを証明する資格で、これによって、菌類の性質上衛生的にきのこの保管や調理ができるようになるでしょう。

菌類はあまり目に見えない存在ですが、大きな塊になってきのこのようになるとその扱いも変わってきます。きのこを安全に保管し、少しでもたくさん、新鮮な栄養を補給できるようにするには、菌類インストラクター知識と資格が役立つでしょう。
| 【資格詳細】 | |
|---|---|
| 受験資格 | なし |
| 受験料 | 税込10,000円 |
| 申込方法 | インターネットからのみ |
| 受験方法 | 在宅受験 |
| 合格基準 | 評価点70%以上 |
【感想】料理教室の生徒に喜んでもらえた
料理教室をやっている者ですが、1年間を通して、季節のメニューや定番のメニューなどを毎年ルーチンで指導しています。
毎年生徒さんの入れ替わりはありますが、集客に特に困りはしていなかったのですが、私自身がなにか新しい内容を用意したいということで、きのこ資格を取得して、新しい授業を開いて皆さんにお知らせしました。
それまで何年も続けてきて、通ってきてくれていた生徒さんたちに案内を出し、かなりの反響があってキノコ料理だけで2ヶ月から3ヶ月ほど、それまでの収入の数倍になるほどの利益も出ています。
長年継続してきたということと、きのこという食材特化のレシピもなかなか人気があるようで、資格を通して勉強もし、資格も取得してよかったと思いました。
また、似たような食材特化の資格や、料理系のジャンルごとに異なるものがあれば資格も取得して、料理教室のプランに盛り込めれば良いかなと思っています。
【感想】料理のスキルがアップした
元々料理が下手な私は、料理教室に通っても不器用すぎていまいち学べなかったのですが、レシピの暗記や食材の準備などは十分でき、煮込むような料理は難なくこなせました。
あまり包丁を上手に使いこなせないので、食材をゴロゴロ入れておけるカレーやシチュー、クラムチャウダーなどは自信がありました。そこにさらに自信をつけたいと思って、学ぼうと考えたのがきのこ資格でした。
このきのこ資格講座で、きのこの調理方法や栄養を学び、きのこの種類ごとの調理方法や味の出し方なども身につけられました。おかげできのこスープ、カレー、シチューなどにもきのこを入れて栄養満点の料理ができるようになり、スープごはんのようにして、毎日夫も子どもも満足させられるようになっています。
きのこを刻むのはなかなか疲れてしまいますが、フードプロセッサーを使って玉ねぎなども一緒に刻むので料理は相当楽になって、最近は楽しくなってきました。
やはり資格があると頑張ろうと思えますし、教科書のようなものがあればなにか忘れた時にもすぐに復習でき、レシピを応用する時にもレシピノートでアレンジして色々工夫できて嬉しいです。


