えのきとは？
えのき茸はタマバリタケ科のキノコです。えのき茸はなめたけやユキノシタという別称もありますが、えのきと呼ばれるのが一般的です。
ポプラやヤナギやクワ、えのきなどの広葉樹に寄生する菌の子実体がえのきになります。大きさはかさ部分がおよそ2センチから8センチほどあります。
栽培されるものはモヤシのような見た目をしているのですが、野生のえのきの見た目の特徴としては、中央部分が茶色っぽいことと、表面がなめらかなことです。
触るとぬめっとしています。また光沢もあります。食用にする場合は様々な料理法があります。炒め物やなべや煮物に使えます。有名ななめ茸の瓶詰め製品はえのきをビン栽培したものにとろみをつけたものです。
えのき茸はメジャーなきのこであるため、安全性が高いように思えるかもしれませんが、実際には危ない側面もあります。生の場合ですが、溶血作用があるため加熱しなければいけません。溶血作用とは赤血球が破壊されてしまう作用のことです。
なおえのきの現代における栽培方法は今より約130年以上前に原理が確立されています。最近では工場でビン栽培が行われていて、日本一生産されているキノコです。
キノコの特徴や成分
えのきにはビタミン類が豊富に含まれています。まずビタミンB１が含有されています。ビタミンB1は糖質を代謝する補酵素です。これがあることで疲労感を感じづらくなります。
ビタミンB2は糖質と脂質とたんぱく質という三大栄養素をエネルギーにしてくれるほか、皮膚や髪を健康な状態にしてくれます。ビタミンDも含まれています。このビタミンは丈夫な骨を作る際に活躍します。カルシウムやリンなどの吸収をサポートするからです。
さらにナイアシンという別のビタミンは糖質、脂質、たんぱく質の他アルコールも代謝します。食物繊維も豊富です。食物繊維は便秘予防に役立ちデトックスをサポートするため、美肌効果が期待できます。
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